深蒸し茶ってどんなお茶?

深蒸し茶ってどんなお茶?

お茶の風景

荒茶製造の第一段階に、茶葉を蒸す工程が有ります。
「荒茶の性格は蒸しで決まる」と言われるほど“蒸し”は大切な工程ですが、この蒸し時間の長短によって、「普通蒸し茶」、「浅蒸し茶」、「深蒸し茶」と言った呼び方をされるようになりました。
「深蒸し茶」とは、普通煎茶よりも蒸し時間を長く(一般的には2〜3倍)して作ったお茶。
牧之原で昭和30年代に生産が始まったといわれています。
茶葉が普通煎茶よりも細かく砕けているのが特徴で、これにより濃厚な味わいと、とろみのある美味しさが出ます。水色は濁りがある深い緑色。
この濁りにお茶の美味しさが詰まっているんです。



「深蒸し茶」は、形が短くつぶれていて、やや黄色みを帯びた濃緑色で、見た目は粉が多くあまり良いとはいえないかもしれません。
普通煎茶を見慣れた方は、粉っぽく下級茶のような印象を持つようです。
しかし、この細かい茶葉こそが、旨味とこくの元であり、深蒸し茶の特徴なのです。
ただ、粉が多いため、急須の網目から茶葉が直接出てしまったり、お茶が詰まりやすくなります。
これは、網目の細かい深蒸し茶用の急須をお使いいただくことで、おおよそ解決します。(最近の市販急須はほとんど深蒸し茶対応です)
いったん急須で淹れれば、深く濃い緑色、青臭の少ないまろやかな香り、強い甘みとコク。
しかも、淹れ方が簡単で、どなたでも美味しく淹れることが出来る…。
「見た目の良さより、飲んで美味しいお茶」。
これが深蒸し茶が広く好まれるようになった理由です。



「茶匠庵」は深蒸し茶発祥の地・牧之原で高級深蒸し茶を中心に製造しています。
茶農家の方々と土作りからこだわり、厳選した茶葉を現地の工場で仕上げています。
お茶の性格を大きく変える工程に「蒸し」のほか、仕上げ茶工程の「火入れ」があります。
「茶匠庵」では、荒茶の特性に合わせた独自の火入れにこだわっています。
これにより甘い香りと深いコクを持った「茶匠庵」の深蒸し茶が出来るのです。
私たちがこだわりを持って作った「深蒸し茶」。
ここ牧之原から鮮度を保ったままで直送いたします。



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